おはようございます。ステンレス製のやかんでお湯を沸かした際、「やかんの外側汚いな……」と感じたくどうです。今回はこのやかんの焦げつきを重曹の力できれいにしていきます。

重曹大さじ4、水50mlで重曹ペーストを作ります。

この重曹ペーストをやかんにペタッとくっつけ、たわしでごしごしこすっていきます。

きれいに………なったのでしょうか?
掃除前よりましですが、長年の焦げは重曹の力だけでは消せなかったです……
ちなみに、どうして重曹で焦げが取れるのか調べてみましたがわかりませんでした。暇ができたら調べてみます。
【余談】
アルミ製の調理器具に重曹を使ってはいけません。水素が発生し爆発の危険があります。
【追記2023/06/28】
重曹には、油を吸いこみ、べとつきを落とす中和作用と、研磨作用があります。
【追記2023/06/30】
図書館の司書さんに「重曹で焦げが取れる理由を科学的に説明した本はありますか?」とレファレンスをお願いしたところ、ある本を教えていただきました! 司書さんありがとうございます!
以下、おすすめしてもらった本から引用です。
炭酸ソーダや重曹を水に溶かすと、(中略)炭酸と水酸化ナトリウムが発生します。しかし、炭酸は弱酸性であり、水酸化ナトリウムは強塩基性のため、溶液は全体として塩基性になります。
塩基性にはタンパク質などを分解する作用があります。そのため、皮膚片や体の脂質、あるいは有機物の汚れを分解してしまいます。
さらに、炭酸ソーダや重曹は分解して泡を発生します。この泡が、汚れと繊維の間に侵入し、汚れを物理的に繊維から引き離す働きをします。
齋藤勝裕『汚れの科学 汚れはどのように発生し、どのように消えるのか』SBクリエイティブ2018年初版第1刷
